「自分にしかできない仕事」を与えてくれる若手の頃からスキルアップできる環境
入社して3年目に、トヨタへ2年間出向するという大きな経験をさせてもらいました。ソミックに帰任してからは、ダンパー事業部の実験解析グループに所属しています。実験解析グループでは様々な種類のダンパーを、開発や試作・量産などの様々な段階で、実験・評価をさせてもらっています。他にも、トヨタで学んだ品質管理の考え方を、教育を通してダンパー事業部全体にフィードバックしていこうと考えており、今はその計画を立てたり、教育資料を作成したりしています。
2011年入社/工学部 機械工学科卒ダンパー事業部 事業室 実験解析グループ 濱田将志
ソミックに入社したきっかけは?
クルマの運転が好きだったのと、大学が機械系だったこともあって、自動車系の会社に行きたいなと思っていました。数ある自動車関連の企業の中でも、ソミック石川は創業が古く長く続いている会社なので、他社に負けない技術を持っているのかなという漠然としたイメージがありました。せっかく技術職に就くのなら、そういうところに身を置いて自分のスキルアップを図っていきたいなと考えたのがきっかけですね。
入社してみてまず感じたのは「アットホームな会社だな」ということ。普段から上司や先輩と話す機会が多く、何か困ったことがあったときに相談しやすい雰囲気はとても感じています。プライベートでも、休日に一緒に山に登ったり、バーベキューをしたりして、楽しく過ごせています。
入社後に印象に残っているエピソードは?
やはりトヨタへの出向ですね。一度会社に入ると、自分の会社を外から見る機会というのはなかなかないので、若くしてそういった経験ができたのは非常にいい経験となりました。私と同じように出向してきた人が10人以上もいる部署だったので、そういったほかの会社から出向してきた人らと話をする中で、多くの会社のことを知れたのも大きかったです。出向先は社内向けに人財育成をしている部署で、品質管理の考え方や人財育成のすすめ方について、たくさんのことを学びました。
トヨタの社員向けの講師を務めたり、どのくらい知識が身についているかの確認の意味も含めて、QC(品質管理)検定1級を出向中に取得したりしました。出向した2年間で自分自身とても成長できたと感じていますし、出向させてくれた会社・上司にはとても感謝しています。
この仕事のやりがいと、今後のビジョンは?
トヨタで学んだことを部署内にフィードバックしていくという部分については、僕にしかできないことと思っているので、やりがいはすごく感じています。ただこれは僕が特別というわけではなく、ソミック石川は誰にでもチャンスを与えてくれる会社です。僕のすぐ後にも、他部署ですが同じ目的でトヨタに出向している人もいますし、同じ部署から別会社に出向している人もいます。
今後は学んだことのフィードバックを通して組織全体のレベルアップに貢献していきたいです。また、自分自身としては、ダンパーのメカニズムに関する知識・知見がまだまだであると感じているので、そういったところを学びながら、出向した経験と合わせて、自分にしかできないような仕事をいつかやってみたいですね。
ある1日のタイムスケジュール
- 08:20
- 出社。スケジュールチェック、メールチェック。
- 09:30
- 朝市。前日の不良品に対し関係部署が集まって原因や対策について議論。
- 10:30
- 製品評価。開発品や現行品の品質に問題が無いかの評価試験を実施。
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 報告書作成。実施した製品評価の結果について報告書にまとめる。
- 15:00
- 教育企画。トヨタ出向で学んだ内容の部内への教育展開の計画作成と教育用資料の作成。
- 18:00
- 一日の業務のまとめ、翌日の準備。
- 18:20
- 退社
キャリアパス
- 2011年4月~2012年4月
- 古川工場 物流管理室部品グループ(現場実習)
- 2012年5月~2013年3月
- ダンパー事業部事業室 営業グループ
- 2013年4月~2013年12月
- ダンパー事業部事業室 設計開発グループ
- 2014年1月~2015年12月
- 【出向】トヨタ自動車株式会社
- 2016年1月~2016年3月現在
- ダンパー事業部事業室 実験解析グループ
未来の仲間にメッセージ
人生の中で会社にいる時間はすごく長いので、入社前にその会社のことをしっかりと調べて、そこで自分が何を成したいのかをイメージしてから会社を選ぶといいのではないでしょうか。何かにチャレンジしたいという志がある人には、ソミック石川は肌に合う会社だと思いますよ。