夢への扉

その40 「技術屋とは…」編

12月は、旧暦で「師走」と呼ばれます。この由来は、「師も走る、忙しい月」の他に「仕果す、仕事も終わり」と言う意味もあるそうです。この1年、社長になって4年目の今年も、自分にとっては瞬く間に過ぎた1年であったような気がします。
 
この年末、宴席の回数も増え、いろいろな方とお会いしています。そんな中、最近トヨタ技術系の役員さんに必ず聞く質問があります。それは…
あなたが考える技術屋とは何ですか?
その答えは
 
 これを、全部実現できればものすごい人が出来上がると思いますが、役員さんそれぞれに技術屋として自分の意見をしっかり持っていることが良く分ります。。
 
技術屋の教育を考える時まず、①技術屋の目指す姿を決める、②今の技術機能の人達の能力を知る、③そのギャップが見えるようにする、そして、そのギャップを埋めていく事こそ教育です。基礎となるのは座学中心の Off J.T. 本当に身に着けるのは On J.T、この両方が必要となります。
 
技術機能の皆さん!
自分の理想とする技術屋とは何かを自分なりに考え、その夢に向かって自分を磨き、技術機能の全員が「BJの師」になってください!この考え方は、その機能にも当てはまると思いますよ!