ダンパー

やさしい動きで安心を。
ボールジョイントに次ぐ第二の柱。

ダンパーとは

ソミック石川の「ダンパー」には、当社が自動車部品専門メーカーとして培ってきた開発力と技術力が、惜しみなく注がれています。ダンパーとは、急激な動作を制御して衝撃を和らげる製品です。たとえば、クルマのシート(座席)がレバーを引いた際にゆっくりと起き上がってくるのは、ダンパーの効果によるものです。

当社がダンパー事業を本格的に始動させたのは2000年。高粘度オイルの粘性を利用してトルクを発生させる「粘性抵抗型ダンパー」と、オイルの圧縮によりトルクを発生させる「圧力抵抗型ダンパー」の2タイプからスタートしました。当時としては、小型で高トルクを発生するダンパーとして注目されました。これらは与える力や重さによって、シートの倒れるスピードが変化するという特性があります。

この特性を解消したのが「負荷対応型ダンパー」です。その性能は画期的なもので、ダンパーに加わる力や重さの変化にほとんど影響されず、シートを一定の速度で動作させることに成功しました。カーメーカーのニーズに迅速に応え、開発開始からわずか1年で製品化まで漕ぎ着けました。

その後も世界初となる樹脂製のダンパーを生み出すなど、研究・開発を繰り返し、ダンパー事業はボールジョイントに次ぐソミック石川の第二の柱に。2015年にはダンパー事業に特化した新都田事業所を開設しました。

粘性抵抗型ダンパー

オイルの粘性を利用してトルクを発生させる

特徴

  • 動作角度に制限がない
  • レスポンス性に優れる(アソビがない)
  • 薄型にできる

圧力抵抗型ダンパー

オイルの圧力を利用してトルクを発生させる

特徴

  • 粘性抵抗型ダンパーより小型で、大きなトルクを得ることができる
  • シートの倒れるスピードに変化をつけることができる

負荷対応型ダンパー

独自機構により、負荷に応じたトルクを発生できる

特徴

  • ダンパーに加わる力が変化しても、可動スピードを一定にできる

この分野において世界初となる樹脂製ダンパーの開発に成功し、軽量化を実現

ダンパー使用例

ダンパーは、主に高級車を中心にクルマの様々な箇所に使用されています。近年では低コスト化も実現し、軽自動車に搭載されていることもあります。

ダンパーの効果

やわらかで、やさしい動きを作り出すダンパー。快適な車内空間とくつろぎのひとときを演出します。

その他のダンパー製品

クルマのシート以外にも、ダンパーは日常生活のあちこちで活用されています。ソミック石川でも他分野への製品化を視野に入れ、積極的に研究・開発を進めています。

  • ライティングディスク
  • システムキッチン昇降棚

※上記製品に関するお問い合わせは、不二ラテックス(株)精密機器事業部へお願いします。

ダンパー事業 品質方針

ダンパー事業では、事業の方向性をより明確に示すため「ダンパー事業品質方針」を定めています。またISO/TS16949:2009の認証を受けております。

ダンパー事業 品質方針

全世界のお客様に満足していただける製品を提供し、
ダンパー事業をソミック石川の第2の柱とする。

1. 全員参加で継続的な改善活動を行い、さらなる品質向上を目指す。
2. お客様のニーズを先取した、技術開発を行い、魅力ある新製品を提案する。
3. 品質方針を達成する為、人財の育成を行う。

上記項目に則り、品質目標を定め、ダンパー事業重点方針に盛り込み、展開する。
また、品質方針を定期的にレビューする。

2016年8月9日
ダンパー事業部 部長